新刊:『最強の社会調査入門』

今年の7月に、『最強の社会調査入門』という本を刊行しました。
この本には、編者・著者として4年ほど関わったので、ようやく出せた、という気持ちと、もうちょっと早く出せたはずだ、という気持ちと、両方あります。
タイトル(と書影)は強気ですが、中身は(編著者が言うのも変ですが)かなりきちんとした調査の本になっていると思っています。どういうところが「きちんとした」と自称しているかというと、
・調査者は調査の時に何をしているかという点について、これまでなかったほど詳しく紹介している
・その結果が何(どんな論文・本)になっているかを明示している
という2点です。
社会学の質的調査(この言い方も変といえば変ですが)というと、「どうやったらいいか結局よくわからない」「何をやってもいいんでしょ?」「いい加減なんじゃないの?」「何をどうしたら社会学っぽくなるの?」などなど、いろいろな疑問を持たれる方も多いかと思います。一応、本書の最後には「社会学っぽくするための秘密」のようなものも開陳しています。もちろん、異論・反論は様々にあるでしょう。「社会調査とは何をすることなのか」という問いから「社会学とは何をすることなのか」についての意見を戦わせることができれば、と思います。
個人的には、この本の編集に関わらせてもらって、面白い調査をしている同世代の研究者と知り合えたことが一番の収穫でした。自分1人ですることよりも、いろんな人と関わって作っていくことの方が(人にもよるかもしれませんが、私は)だいたいうまくいく。期せずしてちょっと「社会」っぽいオチがつきました。
まもなく重版ということで、その点も大変嬉しく思っています。
以下のリンク先は特設サイトです。目次の紹介・本文の一部が読めるほか、本をお買い求めになられた方にはわかる、論文・本へのリンクが付いています。

http://maedat.com/works/saikyo.html

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