12月に読んだ本

今月は何もしていないのに無駄に失速してしまって、仕事の本もそれ以外の本もあまり読まなかったです……。

・ジョセフ・ヒース、アンドルー・ポッター『反逆の神話』
…ここに書いてあることをデータで示せたら面白いとは思います。「右傾化」なんて単純な話ではないことは、もはや常識なのだから。あと今になってみるとオルト右翼(という言葉は出ていませんが)についての示唆的なことも書いていますね。
・チャン・ピルファ、キム・ヒョンスク他『韓国フェミニズムの潮流』
…よ、読みにくかった……。ここに書かれている内容は90年代の議論だと思うので、その後の展開がどうなったのか、勉強したいと思います。
・谷端昭夫『日本史の中の茶道』
…ただの日本史の教科書かと思うんですが、書かれていることの元ネタを遡ろうとするとけっこう大変な気がします(気がします、というのは、私が日本史の専門家でも茶道の専門家でもないからです)。そういう意味で、とてもいい教科書なのでは。
・高良倉吉、高橋公明、大石直正『周縁から見た中世日本』(講談社学術文庫・日本の歴史14)
…面白かったです。わくわくした。ハーフ済州人としては、高麗末期から朝鮮王朝初期の済州の男性が意外にも(今日の評判とは逆に)高麗・朝鮮王朝の資料には荒くれ者として登場するところに一番驚いてしまいました。「倭人」というのが「境界人」(と本文中にはありましたが、実際には「どこの人なのかわからないけどとにかく海で悪さをする人」ぐらいでは?)の意味で、「深処倭人」「日本人」とは別であることも知りませんでした。
・大沼保昭、江川章子『「歴史認識」とは何か』
…とても平易に書かれた、誠実なメッセージの本でした。
・馬田イスケ『紺田照の合法レシピ』第3巻
…なんだかんだ言ってまた読んでしまいました。獅子唐の肉詰めは思いつきそうなのに思いつかなかった。手羽元と蕪のグリルは美味しそうです。
・諸星大二郎『壁』
…表紙のせいで、諸星先生の作品だと思えませんでした。あれ、何もドロドロ(絵柄的な意味で)してない……?
・『谷崎万華鏡』
…やっぱり変態的なものは文字だけ読んで、細部を想像で補う方が満足できる気がします。



地味に読みたい本が溜まっているので、1月(と言ってももう最初の1週は過ぎてしまったのですが)は挽回したいです。

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s